2004/06 オーストラリア・ツーリング(旅の情報)

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1.準備
2.入国
3.装備・持ち物
4.現地で




1.準備

・旅行会社
  株式会社イーアンドジーインターナショナル ( http://www.bekkoame.ne.jp/i/eandg )
  航空券、バイクレンタル、ビザの手続き等をお願いしました。(海外セルフツーリング)
  行き先をオーストラリアと決めるまで、その後もメールでいろいろ教えていただきました。

・バイク・レンタル
  Blue Wave Adventures (http://www.ebouken.com いい冒険ドットコム)
  日本人の方(加藤さん)のお店なので、現地でアドバイスが受けられるなど、安心でした。

・アウトバック道路状況
  Marreeを中心としたダートの道路状況(閉鎖、注意等)を見ることができます。

  Outback Roads Temporary Closures, Restrictions and Warnings Report
  ( http://www.transport.sa.gov.au/quicklinks/northern_roads/northern.asp )

  友人に見てもらったり、自分でも携帯電話でここのテキストバージョンを見ていました。

・スケジュール
  今回は最終目的地のAlice Springsに一日前に到着できるスケジュールを組みました。
  途中の雨で、一日延期、その後のルート変更で一日短縮となりましたが、一日余裕をとっておいてよかったと思いました。

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2.入国

  以下は、入国カードに記入する項目で気になった項目です。

・ブーツの泥
  泥、土の付いた靴を持ち込むかという項目があります。オフロードブーツは泥を落としておいた方がいいです。
  これに気がついたときは、荷物を宅配便で成田に送った後だったので、成田で荷物を広げてウエットティッシュで拭きました。
  結局、入国審査のときにブーツを見せろとも言われませんでしたが、チェックされることもあるようです。

・食べ物
  非常食として、クラッカーを持っていきましたが、これも記入する必要があります。ちゃんと記入しましたが、これもチェックされませんでした。
  しかし、カップラーメンを没収されている人がいました。
  食料は現地で調達したほうがいいようです。

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3.装備・持ち物

・冬のツーリング装備
  出発前、一番悩んだのがこれかもしれません。
  南は寒く、中央部は暑いといった感じでした。特に、Orangeの夜は異常に寒かったです。
  ただ、昼間はTシャツの人もいれば、コートにマフラーの人もいるし日本ではちょっと考えられません。日差しが強いので、暖かいけど、風は冷たいかな、といった感じです。
  暖かい日でも、オートバイで走ると風で体温を奪われるからか、かなり寒く感じます。中央部に行くまでは、フリース、タイツは欠かせませんでした。
 
    3シーズンのエンデューロジャケット(モンベル・ハイデュラジャケット
  ※ ゴア・ウインドブレーカー
  ※ フリース
    長袖シャツ
    長袖Tシャツ(下着 機能素材

    モトパン(モンベル・ハイデュラパンツ)
  ※ タイツ
    パンツ(下着 機能素材
    ハイソックス

  ※:南部でのみ着用

・ツーリング・バッグ
  今回は冬ということもあって、夏によく行ったキャンプツーリングよりも荷物が多くなってしまい、大きめのサイドバッグを購入しました。ロード用のサイドバッグだったので、不安もあり、それが的中して転倒でマウントが壊れてしまいましたが、その大きさと容量アップ機能にはとても助かりました。

・携帯電話
  日本で使っているvodafoneを持っていきました。
  なぜかシドニーではメール、Webができませんでしたが、その後通じるようになりました。
  つながった主な町:Orange,Cobar,Brokekn Hill,PortAugusta,Coober Pedy,YularaResort,Alice Splings
  Ayers Rockは山頂でアンテナ三本立ってました。電話はかけませんでしたが、メールは送信できました。すぐに返信がこなかったので、なんともいえませんが、だめなら圏外とでるでしょう?
  やはりリアルタイムな情報収集はできたほうがいいです。メール、Webが使えるものを持って行った方がいいと思います。

・つめ切り
  持っていくのを忘れて、現地で購入しましたが、使いにくかったです。

・湿布
  使うようなことにはなりたくありませんが、オーストラリアには塗り薬しかありませんでした。少しだけ持って行ったのですが、こんなことになるなら・・・

・英和・和英辞典等
  私は英語がダメなので、英和・和英辞典の他、「これで十分トラベル英会話」(日本文芸社)を持っていきました。特に後者は必携でした。

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4.現地で

・買い物(支払い)
  宿泊代、ガソリン代はほとんどクレジットカードで支払いました。クレジットカードが使えないところはありませんでした。
  その他の食事代等は現金で支払いました。
  現金は初日のシドニーで換金。多めに換金したので、帰国が近づくにつれて現金を使うようにしました。

  クレジットカードを出すと。Cheque(CHQ),Saving(SAV),Credit(CRD)と聞かれたことが何度かありました。カード支払い用の機械にもこの3つのボタンがあるのです。"ACCOUNT TYPE"という入力を求められて固まってしまったことも。
  ニュージーランド在住の友人にメールで確認したところ、前者の二つは銀行カードでの利用でCheque(当座預金),Saving(普通預金) とのこと。
  「クレジット」って言ったらわかってもらえます。

・宿
  すべて当日、飛び込みで決めました。
  唯一、Hillstonではどこも空いておらず、テントかと思いましたが、パプで紹介してもらった空きアパートかコテージのようなところで泊まることができました。この日は町に着いたのが夜(19:00ごろだったかな?)になってしまったのですが・・・

・夕日(西日) 一日の走行時間
  午後15:00をすぎると西日が強くなってきます。16:00くらいだとかなり厳しく、アスファルトの照り返しで視界が遮られます。夕方からはカンガルーも突っ込んでくるらしいですし、一日で走れる時間はけっこう限られています。
  早めに町に入って宿を確保し、体を休めたり、町を散策するというのがいいようです。
  また、カンガルーは夕方から早朝にかけて活発に活動するらしいので、早朝の走行も避けた方がよさそうです。

・ロードトレイン オーバーサイズ(ROAD TRAIN OVER SIZE)
  ただでさえ巨大なトラック(ロードトレイン)ですが、オーバーサイズというのがありました。まず、"OVER SIZE"って看板とサイレンをつけた普通の車が走ってきて、なんだろうと思っていたら、やはり"OVER SIZE"って看板をつけたロードトレインがセンターラインをはみ出して走ってきました。
  バイクだからいいけど、 車で走っていたら、けっこう怖そう。
  エアーズロック周辺でも見かけたのですが、そのときはパトカーが走ってきて、端へ寄れって感じで手を振っているのです。なんだぁ?と思っていたら、道幅の3/4以上にはみ出したロードトレインが・・・
  あわてて、避けましたが、かなり危ないです。

・ダート走行での転倒
 Hillstonに向かうダートで、ハイスピードで大転倒してしまいました。


 フロントから落ちたようで、メーターは真っ二つ。また、砂利が混入して、最終日前日からトリップメーターが動かなくなってしまい、思わぬところでGPSが役に立ちました。
 シートバッグのサイドのポケットは剥がれて荷物が散乱。サイドバッグのサポートも壊れてしまいました。
 こんなことを想定していたわけではありませんが、サイドバッグは持って行ったサポートベルトで固定しました。プラスチックのバックル4つでこれだけ大きなバッグを固定しているので、想定していない方向に力がかかると弱いようです。やはりその名(ロードサイドバッグ)のとおり、やはりオンロード用か・・・



  転倒で傷ついたヘルメットとエルボーパッド。ジャケットの中でこんな風になるなんて、やっぱりプロテクターは体に密着させた方がいいようです。
  ヘルメットは捨てていこうかとも思いましたが、記念と反省と感謝の意を込めて持って帰ることにしました。

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