本・読書: 2008年4月アーカイブ

 中世の騎士の世界やケルト文化については、興味があったものの、なかなか知識を得る機会がなかったのですが、ちょっとしたきっかけから、アーサー王についての本を読んでみることにしました。
 5~6世紀ごろに存在したといわれる伝説の王、アーサー。
 この本では著者がその伝説を追いかけて、イギリスの各地をめぐります。
 アーサー王伝説の物語を紹介しながら進められ、キーワードも解説されているので、アーサー王物語などを読んでいなくても話についていけますし、物語を読む前の知識としてもためになると思います。
 実在していたのかわからないアーサー王、実在していたとしても、その伝説を追いかけて現在の地をめぐるのはかなり無理があるとも思いますが、それがロマンでしょうか。
 ただ、魔法使いなどが登場するアーサー王伝説の場合、歴史ロマンにしては、ちょっと夢の部分が大きいように思いました。
 前述のとおり物語についても部分的に紹介されていますが、部分的な記述のためか、なにか滑稽な印象を持ってしまったりして、ちょっと困った面もあります。
 やはり、物語も読んでみたいと思います。


 2007/9/13発行。
 著者は経済学者(エコノミスト)の吉本佳生 氏。
 サブタイトルにあるように、生活に密着した様々な製品の価格の仕組みについて解説している本です。
 発売当初、本屋にたくさん平積みされているのを見たときは、「スタバでは・・・」のほうにだけ目がいってしまい、価格のことを解説した本だろうとは思ったものの、いかにもヒットを狙ったようなタイトルに、内容の薄さを想像してしまい、見送っていました。
 最近になって、近所の本屋で平積みされていたので、ちょっと中身を覗いてみると、面白そうな内容だったので、買って読んでみることにしました。
 タイトルにもなっている、コーヒーの価格が量と比例しない例や、大型液晶テレビなどの高級家電製品の価格がだんだん下がってくることなど、なんとなくわかっているようなことが具体的に解説されています。
 百円ショップの価格、ビジネスの仕組み、携帯電話の複雑な料金体系の仕組みについても書かれています。
 百円ショップについては、私も利用していますが、食品については、大丈夫かなぁ・・・?と思って、購入することはありませんでした。
 しかし、その仕組みを理解すれば、安心して利用できそうな気もします。
 また、経済格差についても解説しており、興味深い内容なのですが、全体的な内容からすると異質な感じがするのと、そのためかちょっと物足りないものを感じてしまいました。
 私のような経済に疎い者が、生活に密着した経済を考えること、価格の仕組みを考えて生活していくには、いいきっかけになると思います。


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