「アーサー王伝説紀行―神秘の城を求めて」 加藤 恭子
中世の騎士の世界やケルト文化については、興味があったものの、なかなか知識を得る機会がなかったのですが、ちょっとしたきっかけから、アーサー王についての本を読んでみることにしました。
5~6世紀ごろに存在したといわれる伝説の王、アーサー。
この本では著者がその伝説を追いかけて、イギリスの各地をめぐります。
アーサー王伝説の物語を紹介しながら進められ、キーワードも解説されているので、アーサー王物語などを読んでいなくても話についていけますし、物語を読む前の知識としてもためになると思います。
実在していたのかわからないアーサー王、実在していたとしても、その伝説を追いかけて現在の地をめぐるのはかなり無理があるとも思いますが、それがロマンでしょうか。
ただ、魔法使いなどが登場するアーサー王伝説の場合、歴史ロマンにしては、ちょっと夢の部分が大きいように思いました。
前述のとおり物語についても部分的に紹介されていますが、部分的な記述のためか、なにか滑稽な印象を持ってしまったりして、ちょっと困った面もあります。
やはり、物語も読んでみたいと思います。
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