「佐藤可士和の超整理術」
著者はアートディレクター、クリエイティブディレクターの佐藤可士和 氏。
最近、いろいろなメディアにも登場しているようなので、知っている方も多いと思います。
実は、この本が出た数ヶ月前に一度、手にしてみたものの、購入を見送ったのですが、先日、再び書店で見かけて読んでみたくなり、購入しました。
最初にこの本の購入を見送ったときは、部屋も、仕事も、頭の中もグチャグチャの現状をなんとかしようと、整理術関連の本を探していたときでした。
佐藤可士和さんの書いた本、しかも、整理術ということで興味があったのですが、パラパラッとめくってみて、ちょっと今の自分が読みたい本とは違うと思ったのでした。
この本では、「空間の整理術」「情報の整理術」「思考の整理術」という三つのレベルに分けて、整理術を説明されています。
「空間の整理術」では、カバンの中身の整理から始まって、仕事場、資料の整理について、説明されています。
カバンのスリム化を突き進めていった結果、佐藤さんは手ぶらになったそうです。
こういう職業の人はいつも筆記用具を携帯してメモを取っていると思ったので、これは意外でした。
「情報の整理術」「思考の整理術」では、実際のプロジェクト(広告制作)の進め方や、そこでの出来事などを通して、整理術が紹介されます。
具体的な整理術について、参考となるところもあるのですが、この本の特徴は広告制作(というよりは著者)の仕事の実態や、どのようなことを考えながら進めているかということが書かれているところにあると思います。
個人的には、この本の企画自体も、そちらをテーマにしたほうがよかったのでは、と思いました。
普通のビジネスマンが「整理術」を期待すると、ちょっと的外れと感じるかもしれませんが、広告製作や著者の仕事の実態を知りたい人にとっては貴重な一冊といえると思います。
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