購入後、8年目にして、当初描いていたカスタム計画を実現するに至りました。
ブレンボ、オーリンズのリアサス、バックステップ、スーパートラップの装着です。
これらにあわせて、その後、フロントサス、シートなど交換しています。
1.バックステップ
モトライフ製
ノーマルのポジションはスポーツバイクとしては、前過ぎの感じです。けっこう慣れてしまったのですが、やはり体重をかけにくい、ステップの上に立つのが難しい等の理由から、購入後8年目にしてバックステップを着けることになりました。
できれば、もう少し前よりで、可倒式のものがよかったのですが、思ったよりも乗りやすく、チェンジペダル、ブレーキペダルの操作性がいいのには驚きました。
タンデムステップはミスミのステーで後方に逃がしています。
2.吸排気系
ダイノジェット + スーパートラップ(2in1)
ノーマルキャブレターに組み込むダイノジェットとスクリーミン・イーグルのエアクリーナーを装着しています。
実はオーバーヒート対策で、セッティングできるようにしたかっただけなのです。
※この後、キャブレターをHSRに交換しました。詳細は、下のリンクの「カスタムメニュー」にあります。
マフラーはノーマルのままでもよかったのですが、バックテスップをつけるために、スーパーとラップを着けています。スーパートラップ独特のパスパスという感じの排気音ですが、それほど気になる音でもありません。ノーマルよりは迫力のある音です。
エキパイの曲線と質感が気に入っています。
スーパートラップは標準では、ディスクから車体の側面に排気されますが、これは日本では違反のようです。
バイク用品店でたまたま見かけた、アクシャルフローディスクという後方排気用のディスクに交換してみました。
取説を見ると、元が8枚のディスク場合、12枚が相当するような説明があったのですが、元々12枚で、付いていたのが12枚。
しかたなく、12枚着けてみましたが、どうも音が大きくなっているよう。カム交換、キャブ交換と、その度に少しずつ音が大きくなっているようでもあったため、10枚に減らしてみると、元と同じくらいの音量になったような気が・・・
音は前と同じでも、排気効率は落ちているのか?
さらに、同時に購入した、スーパークワイエットバッフルというものを着けてみました。
音はかなり小さくなるのですが、パスパスというスーパートラップ特有の音ばかりが強調され、あきらかにノーマルのほうがいい感じでした。排気効率もいかにも悪そう・・・
ちなみに、クワイエットバッフルというパイプがもっと短い製品もあります。
3.ブレーキ
フロント:ブレンボ × 2 + HD製フローティングディスク
国産車から乗り換えるとノーマルのままでは危険を感じるほどでした。
当初、フロントをステンレスメッシュのブレーキホースに、ノーマルのフローティングディスクでダブルディスクにしてパッドをPREMIERに交換していましたが、やはり以前乗っていた国産には程遠く、現在はブレンボを着けています。
ブレンボをノーマルのディスクに着けるには、キャリパーサポートだけではなく、ホイールとディクスローター間のスペーサー、キャリパーの加工が必要なため、ショップに頼みました。
効きは言うまでもなく、とっても満足のいくものです。
4.ハンドル、レバー、ミラー
ハンドルは883のものですが、グリップ部のみをミリバーにしています。
レバーはミスミ製です。OKサインの形で握ったときも、人差し指がはさまれることもなく、細身で握った感じもとてもいいです。絶対オススメです!
ミラーは、マウントを加工してもらって、国産タイプに交換しています。これも悲しいけど、盗難・イタズラがきっかけです。
5.サスペンション
フロント:レーステック(スプリング)
リア :オーリンズ
ノーマルのリアはSHOWA製でした。最初、硬くってリジッドではないかと思うほどでしたが、走行距離が進むにつれ柔らかくなり、大きな段差を越えるとフルボトムするような感じになってしまいました。
コーナーを激しく攻めるような乗り方はしないのですが、イニシャルをかけてゴツゴツするのはいやなので、思い切って交換することにしました。
最初に着けたのは、ホワイトパワーです。白いスプリングが気に入らなかったのですが、当時、ノーマルサイズで着けられるもので、いいのはこれとクァンタムぐらいでした。クァンタムは価格が高すぎるのと、やっぱりリザーバータンク付きがよかったので、ホワイトパワーに決めました。
乗った感じはすばらしく、シートの下でスイングアームが動いているのがわかるようで、こんなにも違うものかと思いました。
しかし、なんと、購入してから一週間も経たないうちに盗難にあってしまったのです。
二本サスはジャッキアップして、ボルト/ナットを4つ外すだけで外れてしまうのですから、無防備です。
しばらくはノーマルのままでいたのですが、やっぱりあのときの感覚が忘れられず、再び交換することにしました。
オーリンズがノーマルサイズを出したので、ノーマルサイズのフルアジャスタブルタイプを購入しました。
こいつは、車高も変えられるので、いろいろなセッティングを試してみたいと思います。
ホワイトパワーにはあったダイアルのメモリが無いのが残念ですが、全体の見た目はいい感じで気に入っています。
フロントには、リアにホワイトパワーを着けたときに、ホワイトパワーのスプリングを入れました。
最初は、大きなギャップを拾うと、怖いほどにハンドルが振られましたが、時期に落ち着くようになりました。
しかし、フロントブレーキをブレンボにして、 不用意にガツンとブレーキをかけると、フロントが地面に突き刺さるようにフォークが沈み込むようになってしまいました。
このため、ショップに相談して、全体長を短くしてもらいました。最初は、キャスター角が変わることに抵抗を感じていましたが、乗ってみてビックリ。とってもコンパクトになった感じで、今までがなんだったんだろう?ってほどです。
6.シート
1994年型のシートはゴージャスないかにもアメリカンって感じのシートでした。すぐに純正のスポーツシート?に交換しましたが、フロントブレーキをブレンボにしてからブレーキングのたびに体が前方にすべってしまうようになりました。
そこで、お店の人に勧められたダイヤモンドシートに交換しました。荷物を積めないと困るので、ピリオンシートもつけています。こちらの方は、もうちょっと幅広だといいのですが・・・
このシート、やわらかめで、座るとペシャッとつぶれるのですが、そのせいで意外にもホールド性がとてもいいのです。座る位置が低くなり、バックステップのため、足が多少窮屈になりましたが、慣れてしまう範囲です。
この後、自分とは無縁と思っていたエンジン、キャブレターにも手を入れることになりました。
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