以前からの運動不足に加えて、新型コロナウイルスの影響で自宅にこもっていることもあって、いわゆるコロナ太りに…
これまで使っていた固定ローラー台はそれほど振動や騒音は感じられませんでしたが、マンションなので、実際どうなのか心配でした。より振動が少ないというダイレクトドライブ式のローラー台が気になっていました。
気兼ねなく室内バイクの運動をできるようにとダイレクトドライブ式のローラー台を購入するつもりでしたが、フィットネスバイクならもっと振動が少ないのではないか、ロードバイクのポジションに近いフィットネスバイクはないだろうかとフィットネスバイクを調べてみることにしました。また、固定ローラー台にはフレームへの影響がないかという心配もありました。
そして見つけたのが、スピンバイクというもので、FITBOXという製品です。FITBOXにはLITEという廉価版があり、こちらはセンサー、ディスプレイが無いわりにはけっこうな価格差があります。私はガーミンのスマートウォッチで心拍数などを記録しているため、できれば運動データをGarmin Connect に取り込みたいと思っていたので、なんとか自転車用のセンサーを取り付けることとして、廉価版のFITBOX LITEを購入することにしました。
あわせて購入したのが、格安の無線ケイデンス&スピードセンサーです。ケイデンスセンサーとスピードセンサーが短いケーブルでつながった一体の製品です。
FITBOX LITEはホイールなどがカバーで覆われたフルカバードタイプです。このカバーはクランクを外さないと完全には外せませんが、クランクをそのままにして少しだけ開いて、センサーをカバーの裏に超強力両面テープで貼り付けました。スピードセンサーはホイールに取り付けたマグネットに近づける必要があったので、ウレタンの土台の上に取り付けました。ケイデンスセンサーはクランクに付けたマグネットに近づける必要があるので、カバーに直接貼り付けます。
カバーの中にセンサーを取り付けるため、電源を外部に出しました。ボタン電池の接点に半田で電線を取り付け、単三電池二本のバッテリーボックスにつなげます。電線は負荷調整のダイヤルの部分の隙間から取り出し、電池ボックスをハンドル部の台に置くようにしました。
電池ボックス取り付け後、最初、なかなかセンサーを識別してくれず、半田の熱でセンサーを壊してしまったかと思いましたが、そのうちに認識するようになりました。熱で一時的に異常な状態になっていたのかもしれません。
ボタン電池から単三電池にすることで、充電池が使えるので、環境にもやさしいかと思います。
センサーをWahooなどのスマホアプリで受信すれば、スマホにデータを表示しながら運動できますが、私はスマートウォッチで受信して、「屋内バイク」のメニューで記録するようにしました。
センサーの設定でホイールの外周を設定しますが、漕いでみた負荷と実走での感覚で合わせましたがもっとスピード出てるよなぁという感覚のまま、そのままにしています。スピードや距離はあまり参考にならないというか、日々の運動での目安、比較用の値にしかならないので、設定を固定してなんらかの値が出てればいいかなと思っています。
また、ながら運動できるように、タブレットホルダーを付けて、大型のタブレットを取り付けられるようにしました。
YouTubeで実際のライド映像などを表示すれば、世界をサイクリングしている気分になれるかはわかりませんが、それなりに楽しめると思います。
気になっていた振動と騒音ですが、自分で漕いでいる状態では、ほとんど感じられません。わずかにホイールがシュルシュルと回っている音が感じられる程度です。負荷もマグネット式なので、音、振動は出ていないようです。
ただ、固定ローラー台でも同じ感じでしたが、やはり実走とは違うので、負荷をかけてみても、実走とは違う筋肉の疲労を感じます。筋力トレーニングになっているような…
ちなみには私の身長は170cm弱。サドル(シートポスト)の高さは一番上にしています。もう少し身長の高い人であれば、サドルを後方にずらせば対応できるかと思います。
購入時はサドル交換できることも重要なポイントでした。オリジナルのサドルはママチャリみたいな柔らかいサドルです。ママチャリみたいなやぐら(クランプ)で取り付けられているので、交換可能です。あまり長時間使用することはないので、オリジナルのままでいいかと思いましたが、使っていない穴あきサドルに交換してみました。硬くなってスポーティで、いい感じになりました。けっこう気分が変わるものです。